番号が出たら、最初にすること
入れ直す前に、使うのをやめるとき
ノーリツの説明では、「14」「140」は過熱防止の安全装置が働いた表示で、修理が必要です。高温のお湯が出ることがあるので、やけどに注意します。ガスのにおいや黒い煙があるときは、番号に関係なく使うのをやめ、ガス栓を閉めます。
番号とメーカーを控える
リモコンの番号と、本体の銘板にあるメーカー名・型番をメモします。型番の場所は型番の調べ方にあります。
蛇口を閉めて、運転を入れ直す
パロマの取扱説明書では、お湯の蛇口を閉め、ガス栓と給水元栓が開いているかを確かめます。運転を「切」にして5分ほど待ち、「入」にしてから蛇口を開けます。
同じ番号がまた出たら、修理を頼む
パロマは、給湯栓を閉め、リモコンを「切」にし、ガス栓・給水元栓を閉めてから、点検・修理を頼むよう案内しています。そのとき番号を伝えます。
どの番号で何を試してよいかは、メーカーの案内に書かれた操作だけにします。リンナイ・ノーリツも、番号によって「運転スイッチを入れ直す」「蛇口をいったん閉める」など、試すことを分けています。
メーカー公式の調べ方
リンナイの主な番号
| 番号 | リンナイの説明 | まず確かめること |
|---|---|---|
| 111 | 給湯器が点火不良を起こした | ほかのガス機器が使えるか。使えなければガスの供給が止まっている可能性(ガス会社へ) |
| 12・121 | 給湯の回路で途中失火を起こした(122は追いだき、123は暖房の回路) | ほかのガス機器が使えるか |
| 140 | 温度ヒューズ・過熱防止装置が作動した | 部品の不具合で安全装置が作動している。修理の申し込みへ |
| 290 | 中和器詰まり異常 | 蛇口をいったん閉めて再操作。冬は排水管の凍結でも出て、自然に解ければ出なくなる |
| 562 | 湯はり電磁弁の異常を検知 | 運転スイッチをいったん切って再操作 |
| 632 | 追いだきの水流スイッチの異常を検知 | 浴槽の水が循環アダプタを隠すくらいあるか。フィルタが汚れていないか |
| 032 | 自動湯はりで、浴槽の排水栓の閉め忘れを検知 | 排水栓が閉まっているか。循環口のフィルタが詰まっていないか |
| 900 | 給・排気閉塞異常を検知 | 給排気トップ(煙突)がシートや雪でふさがれていないか |
| 920 | 中和剤の寿命予告 | 1〜2か月は使えるが、早めに中和器の交換を。次に930が出ると使えなくなる |
| 88・888 | 使用期間が10年相当になったことによる点検時期のお知らせ。故障表示ではない | あんしん点検を勧めている。受けない場合は早めの取り替えを勧めている |
ノーリツの主な番号
| 番号 | ノーリツの説明 | まず確かめること |
|---|---|---|
| 11 | 給湯器が点火できなかった | ほかのガス機器が点火するか、ガスの供給 |
| 111 | 燃料切れか部品の不具合で、点火できなかった | ほかのガス機器が使えれば、給湯器の不具合 |
| 12・120 | 燃焼が途中で止まった | ガスの供給 |
| 14・140 | 過熱防止安全装置が働いた(140は本体内部で異常な高温を検知) | 修理が必要。高温のお湯に注意 |
| 290 | 中和器の不具合や、ドレン排水のつまりなど | 冬はドレン配管の凍結も。解けて排水されれば復旧 |
| 562 | 自動お湯張り系統の部品の不具合、または配管の凍結や断水 | 冷え込み、地域の断水、給水栓が開いているか |
| 632 | 浴槽の水が循環しない | 循環アダプターより5cm以上の水、フィルターの詰まり、配管の凍結 |
| 76 | リモコンと給湯器本体の通信の不具合 | どの蛇口からもお湯が出なければ、電源プラグを抜いて10〜20秒後に差し直す |
| 920 | 中和器の寿命が近づいている | お湯が出れば使えるが、しばらくすると930になり使えなくなる |
| 011 | 連続60分以上お湯を出したときのお知らせ。不具合ではない | 蛇口を閉め、運転を「切」から「入」に。消えなければ修理 |
| 88・888 | 点検時期のお知らせ。故障や不具合ではない | 法定点検かあんしん点検を勧めている |
パロマは取扱説明書で確かめる
パロマは、番号の意味を機種ごとの取扱説明書に載せています。下の表は、ガス給湯器 PH-163EWFS などの取扱説明書の例です。お使いの機種の説明書で確かめてください。
| 番号 | 原因 | 処置 |
|---|---|---|
| 11 | ガス栓の開きが不十分 | ガス栓を全開にする |
| 12 | 給湯栓を絞りすぎている | 給湯栓を大きく開けて湯量を増やす |
| 88 | 一般的な使用で10年相当使われたための、点検推奨時期のお知らせ | 使えるが、点検(有料)の案内を受ける |
同じ「12」でも、ノーリツでは燃焼が途中で止まった表示、パロマのこの機種では給湯栓の絞りすぎです。番号だけで判断しないのは、このためです。
「88」「888」は故障ではなく、点検のお知らせ
リンナイ・ノーリツ・パロマとも、「88」「888」は10年相当使った機器の点検時期を知らせる表示で、故障ではないとしています。そのまま使えますが、各社とも点検を勧めています。
ノーリツは、表示が出ても自分で解除せず、点検を申し込むか、まずコンタクトセンターへ問い合わせるよう案内しています。経年劣化で起こりうる事故として、火災、やけど、異常着火、一酸化炭素中毒を挙げています。
点検の窓口は、リンナイが保守点検コールセンター(0120-493110)です。ノーリツはノーリツコンタクトセンター(0120-911-026)、パロマはパロマサービスコールセンター(0120-193-860)を案内しています。年数から交換を考えるときは、修理と交換の判断と交換時期の目安を見てください。

