すぐに使うのをやめる音
笛のような音、本体が振動するほどの音
ノーリツの説明では、本体から「ピー」「ブーン」と笛やホラ貝に近い音がするときは、燃焼の不具合の可能性があります。ガス圧や空気の量のバランス、またはファンモーターなどの不具合です。給湯器が振動するほど大きな音が出るときは、速やかに使用を中止するよう案内しています。
- お湯を使っている最中に、本体から今までより大きな音がする(リンナイ:モーターなどの故障の可能性)
- 音と一緒に、異常な燃焼やにおいを感じる(パロマ:ただちに使用を中止し、ガス栓を閉じる)
- 使っていないのに本体から音がして、リモコンの燃焼マークが点いている(リンナイ:給湯配管の水漏れの可能性。給湯器の水の元栓を閉じる)
本体のカバーは開けず、メーカーの修理受付へ相談してください。水漏れが疑われるときの止め方は水漏れのページにあります。
鳴る場面ごとの見分け方
| 鳴る場面 | メーカーの説明 | 見方 |
|---|---|---|
| お湯を止めた瞬間に「カーン」「ガダン」 | 水の流れが急に止まり、配管が振動するウォーターハンマー現象(リンナイ・ノーリツ) | 器具の異常ではない(リンナイ) |
| 運転を止めてしばらく、スイッチの入・切、蛇口の開け閉めのとき | 次に早く点火し、温度を早く安定させるための作動音(ノーリツ) | 故障ではない |
| 冬の冷え込んだとき | 凍結予防のヒーターや、ふろの循環ポンプの作動音(リンナイ・ノーリツ) | 故障ではない |
| ふろ予約の時刻の1〜2時間前 | 浴槽の湯の温度をそろえるため、ふろのポンプが動く音(ノーリツ) | 故障ではない |
| 追いだきの終わり | お湯はりの準備で、残り湯の量を確かめるポンプの音(ノーリツ) | 故障ではない |
| 沸かし始めに、浴槽の循環口から「ポコポコ」 | 配管にたまっていた空気が出る音(ノーリツ) | 鳴りやまなければ不具合 |
| 本体から「ピー」「ブーン」 | ガス圧・空気の量のバランスや、燃焼の不具合の可能性(ノーリツ) | 点検が必要 |
| リモコンを操作していないのに鳴る | リモコンの故障の可能性(リンナイ)。ふろ予約をしていないかを確かめる(ノーリツ) | ふろ予約でなければ不具合 |
「故障ではない」とされる音でも、音があまりにも大きいときは、訪問して確かめるとノーリツは案内しています。
お湯を止めたときの「カーン」は配管の振動
ノーリツの説明では、水の流れを急に止めると、その勢いが配管の中を逆流し、振動を起こします。これがウォーターハンマー現象です。起きやすい条件として、次の3つを挙げています。
- 給水の圧力が高い
- シングルレバー水栓など、すぐに止められる蛇口を使っている
- 配管の固定が弱く、わずかな振動でも音が出る
ノーリツは、シングルレバー水栓をゆっくり止めるよう案内しています。リンナイは、給水圧が高いと起きることがあるとして、水道業者への相談を勧めています。給湯器そのものではなく、配管の側で起きる音です(リンナイ)。
冬の「ウーン」は凍結予防の運転
リンナイの説明では、冬に外気温が3℃未満になると、給湯器は凍結予防運転を始めます。内部を温めるヒーターや、浴槽の水を循環させるふろポンプが動き、音がしますが故障ではありません。
浴槽の水が少ないと音が大きくなります。循環口(循環アダプター)より5cm以上、水か残り湯をためておくと音が小さくなります(リンナイ・ノーリツ)。浴槽に水がないとポンプが空運転し、大きな音が出ることがあるとノーリツは説明しています。
浴槽が空のときや入浴中にこの運転が始まると、循環口から少し水が出たり、ゴボゴボと音がしたりすることもあります(リンナイ)。冬の備えは凍結の対処と予防にあります。

